大学生でBMWを手に入れた3つの力
学生時代の友人(以下A子)のお話。
A子は実家がお金持ちで、高校生の頃からお小遣いをたくさん持っていて、常に最新のブランド品を身に付けていた。
明るくて素直でまっすぐな性格をしていて、実家がお金持ちの子によくある、何となく空気が読めなくて浮世離れしている感じ。
当時超絶ひねくれていた私からすると、
A子の何でも望むものを手に入れられる環境と、勉強にも恋愛にもまっすぐに自分の理想を追いかけて行動する性格が心底羨ましかった。
A子は色んなものを持っていた。
中高の頃から、化粧品はデパコス、バックもブランド品、常にタクシーを利用し、庶民的な学生からすると考えられないほどお金を使っていた。
A子は、もちろん恵まれた環境にいるのだけど、それ以上に「欲しいものを手に入れる力」がすごかった。
自分の恵まれた環境に甘んじることなく、自分の理想のためには、努力ができて、勇気が出せる子だった。
***
こんなエピソードがある。
大学生になったA子は、「高級外車が欲しい」と言い出した。
私は、自分とは次元が違いすぎて目が飛び出そうになったが、流石のA子にとっても今回の高級外車が欲しいという夢はハードルが高いようだった。
というのも、親に反対されているのだ。
当時の私なら、そこで絶対に諦めている。
20歳そこそこの大学生が高級外車なんて、世の中的にはほぼほぼあり得ないし、
親にお金を出してもらわないと到底買えない値段のものであるのに親が反対しているなんてもう買う手段なんてない。
私だけでなくとも、ほとんどの人が諦める話ではないだろうか。
だが、A子は違った。
A子はこう言った。
「車が欲しすぎて、授業中もずーーーっと中古車サイトを見て、どれにしようか決めているの。
みんなからは高いでしょって言われるけど、中古だと、意外とそうでもないの。私は下手な国産車買うくらいだったら、
中古でいいから憧れの外車に乗りたいんだよね~。…(1)
おばあちゃんの遺産を少しだけもらってね、〇〇〇万円くらいはあるから、それを使えば、半分くらいは賄えるから
そうしようと思っていて。…(2)
親に言ったんだけど、めちゃくちゃ反対されたんだけどね。絶対欲しいから、今度帰省した際に、親が機嫌がいい時を狙って
もう1回言ってみる。あーーー、緊張するけど、言わなきゃだ~~~。…(3)」
私は驚愕した。
「この子の欲しい物を手に入れる力、凄すぎる…!!!」
今日はA子の欲しいものを必ず手に入れる3つの力を考察していきたい。
(1) 手に入れる方法を全力で探す力
来る日も来る日も中古サイトで外車を探していたA子。
高級外車なんて、「憧れるな~」とは思っていても、実際に値段を調べたり、ショールームになんて行ったことがない私にとっては衝撃だった。
ええ、この子、ほんとに買おうとしてるじゃん…!みたいな。
しかも、定価では買えないと思ったら、そのほかの方法をちゃんと探す。
そういえば、この子、もちろん高いもの持ってるんだけど、高見せというか、プチプラなものでも高く見えるものの目利きや、高いものでも
お得に買う方法を見つけるのがすごい得意だったんだよね。
ただ憧れるだけじゃなくて、「現実的に」手に入れようとすることがとにもかくにも第一歩。
「当たり前じゃん」って思うかもしれないけど、結構みんな出来てなかったりする。
ほんとに欲しいのであれば、それがどんなに高望みに見えようが、行動することで道は開けるんだなあと実感。
(2) 欲しいものにお金を出せる勇気
A子は、外車購入のためにおばあちゃんからの遺産を全部使おうとしていた。
どんなに実家がお金持ちでも、〇〇〇万円なんて大金(しかも遺産)をあくまで消耗品の車のために一括で使うなんて、
怖くて思いつきもしなかった。普通そのまま貯金しとかない!?って思った。
A子からしても、ほぼ全財産だったはず。
それを「これくらいは持ってるから、使える」って当時の私には発想が衝撃すぎて。
そういえば、A子に「もったいないから取っておく」って発想はなかった。
ある日私が「このポーチ買っちゃって~。気に入りすぎて汚れるのが勿体ないからなかなか使えないんだよね~。」
って言ったら、不思議そうな顔をして「え?お気にいりだからこそ、たくさん使った方が良くない?使わない方が勿体ないよ」
と言われこれまた衝撃を受けた。
た、たしかに~~~~~!!
つまり、物のお金も、使わないとその価値を発揮できない、という真理を幼少期から心得ておられたわけです。
だから、たとえ大金でも、その価値を享受できると思ったものには潔く払える。脱帽です。
(3) 押しの強さ
A子は押しが強い。自分がやりたいことは必ず実現させる!くらいの勢いで、その為には自己主張をはっきりとする。
親に数回反対されたくらいでめげることはないのだ。
当時の私なんて、「ショッピングモールに連れて行って~」と言って、一度ダメと言われたら、そこでしょげてしゅんとなって諦めていた。
周りには「あなたは、もう一押しが足りないのよ。」と言われていた。
自分の夢をかなえるためには、時に強引さが必要であり、「周りにどう思われるかな」などは考えてはいけない。
***
いかがだっただろうか。
結局、A子は何度も親を説得し、自分の貯金を切り崩すことなく、新車のBMWを買ってもらっていた。
「憧れはするけど、みんなも持ってないし、こんなの無理だよ・・・」 で片づけるのは楽。
ただA子の、欲しいものをちゃんと手に入れようとして頑張る姿は、とても楽しそうだったし、輝いていた。そして彼女はどんどん「これは流石に無理だろ・・・」と思われる夢を叶えていった。
これを実践すれば誰だって今より欲しいものが自分の手に近づいてくるはずだ。是非やってみて欲しい。

