バリキャリ外資OLから「可愛いものを作る」会社に転職して1年経ったので経過報告します
こんにちは。ぴ〜〜〜です。
「好きなことを仕事にしたい」と新卒で入った大手外資系企業を31歳で辞め、年収300万円下げてベンチャー企業へ転職して1年が経ちました。
今回は転職し1年経って分かった現実ということで、
・実際に好きなことを仕事にできているのか?
・会社の人たちと馴染めているのか?
・年収めっちゃ下がったけど生活水準はどう変化した?
・周りからの反応や信用はどう変化した?
・将来性大丈夫?これからのキャリアは?
について私の実際の体験談や感じていることを書いていきます。
「好きなことを仕事に」は理想?現実?実際に1年働いてみた感想
私が転職した理由は一言でいうと、好きなことを仕事にしたかったからです。
新卒から8年近く外資系企業でコンサルタントとして働いていましたが、ITや会計など、自分が全く興味のない分野のことばかりをしていたので、どうしても仕事が楽しいと思えず悩んでいました。
そこで思い切って自分の興味のあることを扱う会社に転職したのです。私は昔から「可愛いモノ」が大好きで、雑貨やコスメが大好物でついつい買ってしまうのでコスメを作っている会社に転職しました。
「好きなことを仕事にする」って憧れる人が多いと思うのですが、一方で「好きなことは仕事にするな」という人もいます。
「ケーキが好きだからケーキ屋さんになりたい」というのは短絡的で、「ケーキの何が好きなのか?」を要素分解して、例えば、特別な日に購入して皆でお祝いする雰囲気が好き、色んなケーキが並んでいるディスプレイを眺めるのが好き、とか、”好き”は名詞ではなく動詞で捉えよう、そこから職業を見つけよう、みたいなこともよく言われていますよね。
私もこのような自己分析をやってみたこともあるのですが、私は自分が思っているより単細胞生物だったようで、結局、「う〜〜〜ん、よくわからん!とりあえずコスメ作るとかワクワクするからコスメの会社!」とシンプルな思考回路で安直に転職先を決めました。笑
だからこそ、1年働いてみて実際どうだった?という話なのですが、
ぶっちゃけ、以前のコンサルの仕事より8000億倍は楽しいです。
確かにコスメの会社だからと言って、コスメの仕事ばかりではないです。広告、採用、法律など知識を深めなければいけない分野はたくさんあります。
でも基本はコスメにまつわることだし、「好きだから」だけではなく「分かるから・出来るから」楽しいんだ、ということも分かりました。
どういうことかというと、以前のコンサルの仕事は全く興味がなかったので、周りの人が資格取得に向けて勉強を頑張っている中、私は全く勉強して専門知識を深めることはしませんでした。(一度は米国公認会計士の資格を取ろうと休日にビジネススクールに行ったこともあったのですが、説明会を受けて「あ、これは絶対無理だな」と諦めました。笑)
こんな感じなので当然仕事で活躍できることはなく、会議でも気の利いた意見やアイデアを発することはできず、仕事中ならまだしも飲み会の場で周りの人たちは仕事について熱く語ってる中、私は全く話に入れない、意見を求められても興味がゼロなので何の意見も持ち合わせているわけがない。
そんな状況で楽しいわけがないですよね。笑
でも今の仕事なら、コスメは自分が普段から大好きなものなので、自然とSNSや店舗をチェックして新作のコスメはないか?この商品はどんな特徴があるのか?海外にはどんなコスメブランドがあり何が流行っているのか?
自然と四六時中リサーチをしてしまいます。趣味ですから。
コンサルの仕事をしてる時はこのコスメ漁りの時間はただの趣味の時間でしたが、仕事をコスメに変えると、同じことをしていても嫌でも「仕事の知識を深める時間」になってしまうのです。
だから仕事も分かるし出来るので楽しい。
そして周りの人たちもコスメが大好きな人たちなので話が合うんですよね。職場に3人以上友人がいると、人生の満足度が変わるとメンタリストDaiGoさんも言っていたのですが、私の場合は職場に積極的に友達を作ろうとは思っていませんが、好きなものの話ができるかできないかは、確かに職場の満足度は格段に変わります。
一緒に働く人が40歳のおじさんから25歳のギャルに変わった
一緒に働く人たちも大きく変化しました。
以前は周りは40代のおじさんがメインで、女性も少なく私がチームの中で一番若い、くらいのポジションでした。
でも今は私よりも若い20代女性が8割以上の職場です。
私は大学も理系でしたしこれまで女性が多いましてや歳下、という環境にいたことはありませんでした。
以前の会社では職場の人からもお客さん先でも「若い女性」というだけでアイデンティティになっていましたし、特別扱いをされることもあったように思います。
ですが転職したら立場が全く逆転してしまいました。
最初こそ、おばさん扱いされるんじゃないか、若い子についていけるかな、と心配していましたが、実際に転職してみたらそんな心配は杞憂に終わりました。
そもそも会社とは仕事をする場ですし、私はあえて職場の人間関係には深く介入しないようにしているのもあり、特に何にも問題はありません。
むしろよかったことの方が多く、若くて綺麗な女性が多いので美意識が上がりますし、おじさんより話は合うし、若い子の流行も勉強することができます。
良くも悪くも、自分も感覚が若くなりました。(久しぶり会った前職の同期に「なんか若いね」と言われました。)
女性特有の陰口やいじめなどがあるんじゃないか?ということに対しても、おそらくないですし、少なくとも私は全く被害を被っていません。もしかしたら陰口などを言われているのかも知れませんが、私は職場の人とは意識的にあまり仲を深めないようにしているので、気づくこともないですし、万が一言われていたとしても実害はありません。
年収マイナス300万円の世界線とは
仕事に興味がないと分かっていながらも、なかなか仕事を変えられなかったのはやっぱりお給料問題。
一般的な社会人の中では、やはり大手の外資系でコンサル職となるとお給料は比較的高い方です。
転職したいと思った時、一度転職エージェントのところに行ってみたのですが「今のお給料を維持しようと思ったら同じ業界での転職以外は無理だよ」と言われ、やっぱり好きなことを仕事にするのは難しいのかなぁ…と落胆したことを覚えています。
独身だとしてもお給料を下げることは抵抗があるのに、当時の私は結婚もしており、更にマンションを購入していて毎月の住宅ローンの支払もあるしでそう簡単に「給料下がるから明日からボロ家に引っ越そ〜!」なんてできない状況でした。
「一度上げてしまった生活水準を落とすことはできない」とよく言いますし、30代で年収を下げる転職ってなかなか勇気がいるものです。
まぁでも実際は、年収300万円下げて転職したんですけどね。
結論から言うと、年収が300万円下がっても困ったことはありませんでした。生活水準も体感変化なしです。
住宅ローンももちろん毎月払えていますし、月2回家事代行さんを雇っていますし、去年はカルティエのピアスを衝動買いしてしまいました。
なぜか?理由は3つ。
まず、試用期間3ヶ月→正社員になるときに上がり、お給料が80万円くらい上がりました。私は今でこそゆるゆる定時ダッシュOLですが、入社した時はめっちゃ頑張って超仕事やる気ありました。そこを評価されて給料が上がったのかと。
最初が肝心なのでね。笑 皆さんも転職したら最初だけは頑張ることをお勧めします。笑 給料は思ったより交渉でどうにでもなったりするので、やる気があれば入社したあと頑張りまくって交渉しまくれば意外と簡単に上がったりしますよ。
次に、「税金の罠」です。日本では「累進課税制度」が採用されており、年収が多くなるほど引かれる所得税の金額が大きくなります。
だから例えば年収800万円なら手取りは575万円程度ですが、年収500万円なら390万円程度になります。つまり、「年収」というところで見ると300万円差があっても、「手取り」で見るならば185万円しか差がないということになります。
年収が下がると税率も下がるので、実はそこまで手取りには影響がないこともある、と知っておくと挑戦の幅は広がるでしょう。
最後に「副業」です。転職して3ヶ月ほど経って落ち着いてきた時から、有料note販売などSNSでの副業を始めました。転職してから地道にSNS活動をしていたら、1年足らずでフォロワーも1万人以上増え、雑誌掲載などのお仕事も貰えるようになりましたね。副業の可能性は無限大だと思っていて、今年は年収下がった分をある程度はカバーできたかな?くらいの結果でしたが、今年も順調に進めていけば、本業+副業で転職前の年収を超えてしまう可能性だって全然あります。
こんな感じで一度下がった年収でもいくらでも自分次第でまた上げることはできるんだと実感しましたね。
「一度上げてしまった生活水準を落とすことはできない」とよく言いますが、「生活水準を上げてしまって下げられない状況に来ると、なんとかしてお金を稼ごうとする」作用が働くのではないかと感じました。
芸人さんも仕事頑張るためにあえて家賃高いところに引っ越すと聞いたことがありますが、良いやり方だと思います。
そして最悪、年収が上げられなかったとしても何か実害あるんでしょうか
最悪のケースを考えてみることです。私の場合は、最悪もう購入したマンションを売り払ってワンルームで貧乏生活を送るんだろうなと想像しましたが、意外と楽しそうでワクワクしましたし、そしてただ新卒の頃の生活に戻っただけなんですね。
日本で生活している以上お金がなくて餓死して死ぬということはないです。
そして、5年後、10年後と長期的な目線で考えると、今は一時的に年収が下がったとしても「好きなことを仕事にしている」方が将来的には絶対お金も稼げると思いませんか?好きじゃないことでお金を稼げるほど、世の中甘くはないでしょう。
以前は「バリキャリだね」と言われていたけど…
次は周りからの評判や信用に関して。
就職難易度などをある程度分かっている人からはコンサル時代は「バリキャリだね」「すごいね」としばしば言われていました。
誰もが知っている企業なので家族や親戚からもウケも良かったです。
私も転職する前は、そのような評判や社会的信用がなくなってしまうと生きづらくなるんじゃないか?肩書きを失うようで勿体無いんじゃないか?と思っていましたが、
実際に転職して1年経った今、全く損したことはありません。
そもそも、他人から評価されたからといって何になるわけでもありませんし、私はそのような会社名で評価したりする人とそもそも関わりたくありません。
自分の好きなことで楽しく毎日仕事ができることと、おばあちゃんが近所の人に「うちの孫は○○○に勤めてるのよ」と言いふらすこととか、海外への入国審査で「○○○の会社ね、すごいね、知ってるよ!」と言われることは天秤にかける間でもなく前者の方が大事です。
自分のことに集中していれば、他人にどう思われようが関係ないし、そもそも有名企業に勤めてるからって第3者から何か実益を受けたことはありません。
強いて言うなら、住宅ローンの審査が通りやすかったりとかでしょうか。ただ住宅ローンもクレジットカードも転職前に全て契約しておけば問題ありませんし、実際は雇用形態や年収で審査をされていますので会社名はほぼ関係がないでしょう。
32歳、将来性大丈夫?考えているこれからのこと
最後は将来性やキャリアについて。
ぶっちゃけ、転職する時、将来性については全く考えていませんでした。
まぁ、もともと新卒で就職したときも今も考えていないんですけど。
前職ではもちろんたくさんの先輩がいるので「この会社にいたら30代はこんなふうに過ごすんだろうな〜、40代はこんなふうに過ごすんだろうな〜」となんとなく予想はつきます。
予想がつくからこそ、私はこれ以上ここでは頑張れない…と転職を考えるきっかけになったのですが。
今の会社はまだできて数年でこれ以上の役職やキャリアについても前例がなく、また業界的に若い人の方が活躍できるのかなとも思うので、まぁ全く予想はつきません。
ただひとつ言えるのは、自分がちゃんと興味がある仕事をしている方が、今後の仕事の選択肢は増えるということです。
私は前職で全く興味がない仕事をしていたからこそ、転職サイトに登録してもオファーが来るのは当然似た仕事だったので、なかなか転職したいとは思えませんでした。
でも興味がある仕事に就いていたら、その周辺の仕事や業界も面白いと感じることが多いです。コスメの会社に勤めていたら、コスメのマーケティングをする会社、雑誌の編集者、コスメではなく雑貨を作る会社、とか。どれも面白そうだなって思います。
それに、会社で培ったノウハウなどを活かして自分でビジネスを立ち上げることだって可能です。これはどの職種でも言えることとだと思いますが、せっかく起業するのに自分の全く興味のないビジネスを立ち上げるとか私は嫌ですね。絶対成功もしなさそうです。笑
なので結論としては、転職した今の方がいろんな将来の可能性が拓けていると感じます。
まとめ
転職前に妄想していたお金や人間関係の不安はまったく起こらなかったです。
それに、転職前は毎回上司との面談で「中長期的なキャリアビジョンとかありますか?」という質問に「う〜〜〜ん、ないですねぇ〜(苦笑)」と答えていた本当にビビるくらい将来やりたいことがなかった私が、
今は仕事を通して「こんな世界もあるんだ!」「こんな仕事もあるんだ!」と面白そうなこと、やってみたいことをたくさん見つけられるようになりました。
結論、転職してマジで良かった。
ていうかもっと早くしとけば良かった。
今の仕事が嫌なら、今の仕事の延長線上で職探しをせず、一旦頭をリセットしゼロベースで
「自分はどんな仕事ができたらワクワクするかな?」
「子供のとき、どんなことしてたら楽しかったかな?」
って考えてみてください。
これまでのキャリアとか、条件とか、資格とかそんなことを考えてるから心がときめかないのです。
嫌なことをやっていたら、
嫌なことに関する経験や実績がついてしまいます。
そうするとどんどんその実績から離れられなくなるのです。
私が嫌々仕事をしすぎて自分は何が好きなのか完全に分からなくなってしまったところから、自分に合っていて好きだと思えることを見つけて転職するまでの具体的なやり方をnoteにまとめています。
目次はこんな感じ。
Day1. 自分に合った仕事を見つける前にやること
Day2. やりたい仕事を見つける考え方
Day3. 「今の仕事を辞められない」から脱却する方法
Day4. 自分に合った仕事探しの方法
Day5. 私流転職サイトの使い方
Day6. 30代で未経験業界に行くときのポイント
Day7.さいごに
ちょっとあまり大きな声では言えない邪道なやり方も全部公開しているので、きっとここでしか手に入らない情報です♡
人生のほとんどを占める仕事が変われば、当然人生が変わります。
私と一緒に超絶楽しい人生を追求しましょう!!


